はい、どうもー、投資の小学生です。
今回は株式投資ではなく、度々バブリーなチャートを見せる暗号資産(仮想通貨)について解説していきたいと思います。
仮想通貨とは何か、どんな種類があり、どんなものなのかなど簡単に解説します。
それでは早速始めます。
暗号資産(仮想通貨)とは?
暗号資産(仮想通貨)とは何か?
最近よく聞く暗号資産(仮想通貨)ですがこれが何なのか?皆さんご存知でしょうか?
実際に物理的に存在する通貨(紙幣や貨幣)ではありませんし、不動産のような目に見えるものではありません。
暗号資産(仮想通貨)はネット上でパソコンやサーバーなど、いわゆるコンピューターが複雑な計算を行なった(マイニング:採掘と呼ばれます)のちに作られる単なるデータです。
その単なるデータのままではファイルのコピーのように複製することがブロックチェーンと呼ばれる技術を使うことでデータであっても複製が不可能になり、データ自体に希少性が生まれ、資産価値のあるデータとなりました。
これを暗号資産(仮想通貨)と呼び、金融商品として昨今扱うようになりました。
※金やダイヤモンドなども採掘できる量が決まっていることから希少性が生まれます。その考え方をコンピュータのデータにも適用したものです。
どんな種類があるのか?
それでは暗号資産(仮想通貨)にはどんな種類があるのでしょうか?
ここでは暗号資産(仮想通貨)の種類について解説します。
暗号資産(仮想通貨)はまず大きく大別すると2種類に分けられます。それがビットコイン(Bit Coin)とそれ以外(アルトコイン:Alternative Coin)です。
ビットコイン(BTC)
一般的に仮想通貨と呼ぶと多くの人がまず思い浮かべるものがこのビットコインです。
最も流通している仮想通貨となり、実世界でも実際の商品の売買で利用できるシーンがあるほど金融資産(価値の保存先)として所有している方が多いです。
実際に金融価値としてネットワーク上で管理されていることから送金などの場合に現物通貨とは異なりデータの転送だけで完了してしまいます。
そのため送金コストの面で非常に優位な面もあります。
また現在は米国企業などを中心に多くの企業も金融資産として保有する傾向が強くなっており、時価総額が1兆ドルを超えるなど過熱感を帯びてきています。
その筆頭が米国企業の自動車販売を行っているテスラ(ティッカー:TSLA)に関しては仮想通貨による自動車の購入も可能にしています。(注意:その後一時受付を停止)
2021年5月のとあるタイミングの1ビットコイン価格は¥540万ほどになっています。
アルトコイン
アルトコインとはビットコイン以外に存在する数々の仮想通貨の総称になります。
具体的には以下のようなアルトコインが主だったものとして存在します。
- イーサリアム(ティッカー:ETH)
- イーサリアムクラシック(ティッカー:ETC)
- リスク(ティッカー:LSK)
- ファクトム(ティッカー:FCT)
- リップル(ティッカー:XRP)
- ネム(ティッカー:XEM)
- ライトコイン(ティッカー:LTC)
- ビットコインキャッシュ(ティッカー:BCH)
- モナコイン(ティッカー:MONA)
- ステラルーメン(ティッカー:XLM)
- クアンタム(ティッカー:QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(ティッカー:BAT)
- アイオーエスティー(ティッカー:IOST)
- エンジンコイン(ティッカー:ENJ)
- オーエムジー(ティッカー:OMG)
- ドージコイン(DOGE)
このほかにもたくさんアルトコインは存在していて、時価総額が低い(流通量が低い)通貨を「草コイン」と呼ぶこともあります。
仮想通貨の価値基準とは?
そんなビットコインやアルトコインなど実物のない仮想通貨群の金融価値とはどのようにして決まるのでしょうか?
それはあくまで買いたい人と売りたい人の価値基準のみです。
物理的に存在していない以上は裏付け資産となる価値がないため需給バランスによってのみで価値が決まります。
ただシステム的にはマイニングできる量が一定量になるようにプログラムされていますので将来的に流通するビットコインの総量は決まっていることからそういった面では希少性が高まってくることになります。
またアルトコインについては価格が低いこともあり、ペニー株と同様に価格について非常にボラティリティの高い、投機的な側面もあります。
まとめ
今回は暗号資産(仮想通貨)とはなんなのか?について解説を行ってきました。
現在はイーロン・マスク氏の発言や米国企業のビットコイン保有の増加、カナダではETFが誕生するなど以前のようなバブル的な価格上昇が起こっているビットコインですが、アルトコインについてもイーサリアムの分散性などの観点からその価値基準の見直しが起こっています。
今後どのような価格推移をしていくのか非常に注視が必要なこの仮想通貨。
ポートフォリオの一部としてある程度保有しておくことが必要かもしれません。
今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメントやTwitterのフォローなどもよろしくお願いします。
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