はい、どうもー。投資の小学生です。
たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。
今回は米国の安定個別銘柄として人気の「Procter&Gamble:P&G(ティッカー:PG)」についてお届けします。初めに本記事のまとめは以下の通りです。
- 米国の生活必需品の販売企業
- 配当利回りは2.52%
- 連続増配年数は65年
- 配当権利落ち月は1月/4月/7月/10月
- 配当支払い月は2月/5月/8月/11月
- 株価長期トレンドは堅調に右肩上がり(2021年5月時点)
それでは早速解説していきます。
P&Gについて
P&G(ティッカー:PG)はニューヨーク証券取引所に上場している生活必需品セクターに属する米国でヘルスケア製品や日用品など様々な生活に必要な製品の生産・販売事業を行っている企業です。
おむつのパンパースや、シャンプーのヴィダルサスーン・パンテーンなど皆さんが日常でよく耳にする製品が多いのではないでしょうか?
ちなみにP&Gの正式名称はプロクター&ギャンブルですが、これは創業者の2名の名前から取っています。(カジノなどギャンブルには関係ありません)
P&Gの長期チャートについて
P&Gの長期チャートは上記の通り。
リーマンショック後の2009年を1回目の大底の後、ゆっくりとした株価上昇をしていましたが、2018年に大きく下落後からの回復とそのままの株価の上昇がコロナショックまで続いています。
コロナショック後も大きく株価は上昇していますが、現在は一時的に揉みあっているような状況です。
P&Gの配当利回りと増配率について
P&Gは増配年数が65年の配当王となっており、直近5年の配当と利回り増配率は上記の通り。
堅調な連続増配と共に株価も緩やかに上昇していることから配当利回りが2.5%前後の水準を概ね維持する状況になっています。
増配率は概ね3%前後となっているため、小さめではありますが安定的な増配率となっています。
現在株価に対する配当予想利回りとしては2.52%となっています。(2021年5月現在)
P&Gの配当権利落ち月と支払い月について
P&Gの配当権利落ち月は1月/4月/7月/10月となっており、配当支払い月は2月/5月/8月/11月となっています。
P&Gのメリット
P&Gのメリットとしては以下のようなものがあるかと考えます。
- 連続増配と株価の成長性が優良
- 生活必需品を扱っており暴落に強め
P&Gは65年連続増配を行っている配当王銘柄となっています。
また長期チャートで見てもらった通り、一時的なショックによる暴落局面はありますが、確実に回復〜その後の大幅上昇となっていることから、長期的に暴落に強く株価の上昇と配当利回りの上昇が見込めることがメリットと言えるでしょう。
また現状は
- 2.5%程度の配当利回り
- 3%程度の増配率
上記の通りになっており、将来的には増配によって高配当化の可能性もあることから、高配当株投資の中でも中期〜長期的にポートフォリオに組み込む銘柄として考えておくと良いでしょう。
P&Gのデメリット
P&Gのデメリットとしては以下のようなものがあるかと考えています。
- 株価と配当の上昇が弱い
P&Gについては長期的に株価上昇が見られていましたが、コロナ禍での上昇後の現在は調整局面を迎えもみ合っている状態です。
そのため次の上昇トレンドがまだ見えておらずこれからの上昇については弱くなることも考えられます。
また増配率についても小さい目となっていることから、今後の増配については長く付き合っていく必要があります。
結果的には1つの考え方としてより株価が成長しているグロース株への投資資金を抑えられることで、投資機会損失となる可能性もあります。
まとめ
今回は「P&G」について解説してきました。
P&Gについては大きな株価上昇はしていませんが、堅実な株価上昇と増配が期待できる銘柄です。
長期投資家に取っては資産の安定性の面や資産増加の面では外せない銘柄の一つと考えて良いでしょう。
配当王銘柄で且つ安定的に売り上げ上昇しているからこそ暴落にも強い銘柄なのでしょう。
今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。
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