【話題の米国株 #17】米国高配当株 コカコーラ（KO）を解説

はい、どうもー。投資の小学生です。

たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。

今回は米国の高配当個別銘柄として人気の「コカコーラ（ティッカー：KO）」についてお届けします。初めに本記事のまとめは以下の通りです。

投資は自己責任でお願いします。当ブログではブログ管理者が好んでいたり、多くの人がSNSや動画にて話題にしている銘柄を紹介しています。現物で買う、空売りするなどポジションによっては利益にも損失にもなりますし、短期や長期といった違いでも損益結果が変わってきます。

それでは早速解説していきます。

コカコーラについて

コカコーラ（ティッカー：KO）はニューヨーク証券取引所に上場している生活必需品セクターに属する言わずも知れた世界的に人気の清涼飲料水「コカコーラ」の製造販売を行なっている企業。

その名称やブランド名については世界中どこでも通じるであろう圧倒的なブランド力を持っている（と思っています）。

コカコーラの長期チャートは上記の通り。

コロナ前の株価水準には戻してはいませんが、だいぶ戻ってきてはいる状況です。また見ての通りリーマンショック後からは綺麗な上昇トレンドとなっています。

ディフェンシブ銘柄という面とまだコロナ前の株価に戻っていない点、堅調な上昇トレンドという点から見ると上昇の余地は十分にありそうです。

コカコーラは連続増配年数が59年の配当王となっており、直近５年の配当と利回りと増配率は上記の通り。

増配率に関しては2018年までは5％前後の増配率となっていたが、2019年から2％中盤と増配率が減少している。

配当利回りは概ね3％前後となっていて、安定感のある（大きな変動がない）配当利回り推移となっています。

現在株価に対する配当予想利回りとしては3.17%となっています。（2021年3月現在）

コカコーラの配当権利落ち月は3月/6月/9月/11月となっており、配当支払い月は4月/7月/10月/12月と年4回の配当支払いはあるが、4半期ごとではなく変則的な配当権利落ち月となっていることは注意が必要です。

コカコーラは高配当株投資の中でも長期的に保有できるような安定した株価、配当推移となっているためポートフォリオに組み込んでおくのがとても良い銘柄だと感じます。

現状は

となっており、配当に対する成長スピードは遅いですが、配当王としての安定感があります。

清涼飲料水としての製品「コカコーラ」は圧倒的な世界ブランドとして確立されており、今後も揺るぎないものであることから、ポートフォリオの中でも安定性を高める上で債券よりはリスク・リターンを取るような目的でも良いかも知れません。

コカコーラの配当利回りは高配当銘柄の中では低めの方ではあるため、今後の増配に期待したいところですが、現状の配当性向（利益に対する配当の割合）が非常に高くなっています。

2018〜2019年の増配率も増配額が四半期配当0.02米ドル→0.01米ドルと緩やかになっていることから今後の連続増配記録の停止は長期目線で見ると可能性はあるかも知れません。

今回は「コカコーラ」について解説してきました。

コカコーラ自体のブランド力については誰も否定される方がいないくらい、世界的に圧倒的シェアを築いてかと思いますが、清涼飲料水の製造販売が主力事業というところもあり、次の成長の柱となる主力製品の開発が急がれるところです。

とはいえ、現時点では圧倒的なコカコーラのブランド力によってディフェンシブ銘柄であることには変わりないので、高配当株投資の中のボトムアップをする銘柄としてポートフォリオに自分は組み込んでいます。

今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。