はい、どうもー。投資の小学生です。
たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。
今回は米国の企業の中でも超優良企業なディフェンシブな個別銘柄として人気の「ジョンソン&ジョンソン(ティッカー:JNJ)」についてお届けします。
初めに本記事のまとめは以下の通りです。
- S&Pの格付けで最高のAAA
- 配当利回りは2.49%
- 連続増配年数は59年
- 配当権利落ち月は2月/5月/8月/11月
- 配当支払い月は3月/6月/9月/12月
- 株価長期トレンドは堅調な右肩上がり(2021年5月時点)
それでは早速解説していきます。
ジョンソン&ジョンソンについて
ジョンソン&ジョンソン(ティッカー:JNJ)はニューヨーク証券取引所に上場しているヘルスケアセクターに属する一般のヘルスケア製品や医療機器、医薬医療品などを開発・販売する企業です。
目下コロナ禍においてはコロナワクチンの開発も行い、世界中で摂取されている状況です。
またジョンソン&ジョンソンはS&P社の格付けにおいて世界で2社しかない、AAA(トリプルエー)を獲得している1社となります。(余談ですが、もう1社はマイクロソフト社になります。マイクロソフト社については以下を参照してください)
ジョンソン&ジョンソンの長期チャートについて
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ジョンソン&ジョンソンの長期チャートは上記の通り。
ジョンソン&ジョンソンはヘルスケアセクターということで堅調な株価推移をしています。
コロナ禍においては大きな株価下落もありましたが、その後の回復と綺麗な右肩上がりの株価成長となっているのが見て取れます。
コロナショック時がおおよそ150ドルほどの株価だったのが、現在は170ドルとおよそ10%程度上昇している。
株価 170.22
EPS 5.66
となっています。
ジョンソン&ジョンソンの配当利回りと増配率について
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ジョンソン&ジョンソンは増配年数が59年の配当王となっており、直近5年の配当と利回り増配率は上記の通り。
株価の上昇と共に上記の通り連続増配していることで概ね配当利回りが2.5%前後の水準をキープしている形になっています。
増配率は6%前後となっているため、安定的な増配率となっています。
現在株価に対する配当予想利回りとしては2.49%となっています。(2021年5月現在)
ジョンソン&ジョンソンの配当権利落ち月と支払い月について
ジョンソン&ジョンソンの配当権利落ち月は2月/5月/8月/11月となっており、配当支払い月は翌月の3月/6月/9月/12月となっています。
ジョンソン&ジョンソンのメリット
ジョンソン&ジョンソンのメリットは以下のようなものが挙げられるかと思います。
- 格付けAAAの優良ディフェンシブ銘柄
- 配当王かつ堅調な株価上昇
- 不況に強い
ジョンソン&ジョンソンは前述した通り格付けがAAAの超がつくほど優良ディフェンシブな銘柄になっています。
そのため財務面で言うと米国政府と同等なレベルで安定している企業と言えます。
また59年連続増配の配当王と、緩やかではありますが堅調な右肩上がりの株価上昇など個別銘柄にて資産運用を行う上では外せない銘柄と言えるでしょう。
また今回のコロナ禍のような暴落局面においてもヘルスケアセクター(医療系)については需要が消滅することはないことから不況に強い銘柄だと言えます。
ジョンソン&ジョンソンのデメリット
ジョンソン&ジョンソンのデメリットは以下のようなものが挙げられるかと思います。
- 医薬品に関する訴訟リスク
- 医薬品開発の開発費問題
医薬品を販売し、一般のユーザーに利用されると治験時に判明しなかった問題等が発覚する場合があります。
最近では発がん性物質アスベスト(石綿)が含まれていることでがんを誘発したと言うことで訴訟が行われてり、100億円を超える支払命令が裁判所から出させれています。
また医薬品を開発する際は膨大なコストが掛かることから、これら訴訟リスクと開発した医薬品のマーケットシェアが取れなかった場合のコスト問題がジョンソン&ジョンソンでは大きなデメリット(懸念)となるでしょう。
まとめ
今回は「ジョンソン&ジョンソン」について解説してきました。
リスク面はどの医薬品開発企業にとっては存在しているものですが、このジョンソン&ジョンソンに関しては財務面での安定性と株価、配当面での上昇に関してとても良い成果を出しており、永久保有したい銘柄の一つだと考えています。
自分自身はまだ利回りを上げることで手を出してはいないですが、もう少しだけ利回り上がったのちには安定性を高めるために定期買付予定です。
今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。
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