【話題の米国株 #16】米国高配当株 シェブロン(CVX)を解説

シェブロン 個別銘柄
シェブロン

はい、どうもー。投資の小学生です。

たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。

今回は米国の高配当個別銘柄として人気の「シェブロン(ティッカー:CVX)」についてお届けします。初めに本記事のまとめは以下の通りです。

  • 米国の石油メジャー
  • 配当利回りは5.03%
  • 連続増配年数は34
  • 配当権利落ち月は2月/5月/8月/11月
  • 配当支払い月は3月/6月/9月/12月
  • 株価長期トレンドは振れ幅の大きい横ばい(2021年3月時点)
投資は自己責任でお願いします。当ブログではブログ管理者が好んでいたり、多くの人がSNSや動画にて話題にしている銘柄を紹介しています。現物で買う、空売りするなどポジションによっては利益にも損失にもなりますし、短期や長期といった違いでも損益結果が変わってきます。

それでは早速解説していきます。

シェブロンについて

シェブロン(ティッカー:CVX)はニューヨーク証券取引所に上場しているエネルギーセクターに属する石油関連事業をメインで行なっている石油メジャーの一角。

以前に解説したエクソンモービルのライバル的存在です。

シェブロンの長期チャートについて

シェブロンの長期チャート(2021年3月現在)
シェブロンの長期チャート(2021年3月現在)

シェブロンの長期チャートは上記の通り。

この15年ほどは70〜130米ドルくらいの大きなレンジ相場となっています。

2020年3月のコロナショックをきっかけに一時大きな下落となりましたがコロナ前の水準まで7割ほど戻している状況になっています。

株価 101.97

予想EPS -2.96

となっています。

シェブロンの配当利回りと増配率について

シェブロンの直近5年増配率(2021年3月現在)
シェブロンの直近5年増配率(2021年3月現在)

シェブロンは増配年数が34年と配当貴族銘柄となっており、直近5年の配当と利回り及び増配率は上記の通り。

ここ最近は配当利回りがおおよそ6%前後となっておりとても高配当な銘柄の一つになっています。

また増配率は上記の通り直近5年に関しては、増配が安定しておらずほぼ増配がない年もあれば、8%代という年もある。

現在株価に対する配当予想としては5.03%となっています。(2021年3月現在)

シェブロンの配当権利落ち月と支払い月について

シェブロンの配当権利落ち月は2月/5月/8月/11月となっており、配当支払い月は翌月の3月/6月/9月/12月となっています。

シェブロンのメリット

シェブロンは高配当株の中でも短期〜中期的に配当利回りを引き上げるようなアクセントとしてポートフォリオに組み込むのが良いでしょう。

現状は

  • 5〜6%の配当利回り
  • 直近は6%超の増配率

となっていて、高配当株投資としては優秀は銘柄の一つになっています。

また現在はコロナ前の水準には戻りきっていないため、仮に経済再開がより進んだ際に20%〜30%の株価上昇余地もあります。

シェブロンのデメリット

シェブロンはエクソンモービルの解説でも記載しましたが、世界的な温室効果ガス削減の煽りによって、将来の石油需要の低迷が見込まれていることから、長期的な投資としては難しい部分もあります。

また株価が原油価格に連動することから米国経済とは別に中東などOPECの合意内容にも大きく影響を受けるため注視が必要です。

まとめ

今回は「シェブロン」について解説してきました。

シェブロンについては、昨年のコロナの際にはエクソンモービルとの合併協議などもあったように、原油価格によっては存続の危機もありそうですね。

シェールオイル採掘量の増加によって、損益分岐点40米ドル付近とも言われる原油価格を大きく下回ったのも原因だったのでしょうか。

いずれにせよ、今後のクリーンエネルギー政策についてどのように進めて行くのかが企業存続の鍵となりそうです。

今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。

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