本記事では以下のような方を対象としています。
- 単元未満株について調べている方
- 日本の個別銘柄への少額投資を検討している方
- 単元未満株への投資を検討している方
- 単元未満株対応の証券会社を探している方
はい、どうもー。投資の小学生です。
今回は日本株の個別銘柄の売買方法について解説していきます。
単元未満株とはどういったものなのか?また単元未満株と単元株との違いや、メリット・デメリット、対応している証券会社などについて解説していきたいと思います。
まとまった資金の問題からまだ日本の個別銘柄への投資を始められていない方にとってはとても有意義な記事となっていますので、良かったらコメントやTwitterもやっていますのでフォローなどもよろしくお願いします。
それでは早速解説していきたいと思います。
日本株と米国株の違いについて
米国株の場合は1株単位で株の売買ができます。
それに比べ日本株では「単元」と呼ばれる単位での売買を行うのが主流となっています。
単元は銘柄によって異なりますが、1単元100株や1000株の銘柄が多いです。
そのため同じ1株5000円(仮に50USドル)だったとした場合に株を買い付けするのに必要な最低資金は以下になります。
日本株
500,000円
米国株
5000円
※1単元100株 / 1USドル=100円とした場合
このように日本株への投資を行う場合はまとまった資金が必要となることが多く、一般のサラリーマンにとってはなかなか手を出しにくいイメージが出来上がってしまいました。
単元未満株とは?
このように日本株への投資を行うにはとても大きな買い物となってしまうことから、日本でも単元未満の株(1株や10株など)を購入できるようにしたサービスが各証券会社から展開されています。
手数料等の売買コストが格安な証券会社を比較すると以下の通りです。
※他にもありますが、今は除外しています
証券会社 | 単元未満株名称 | 銘柄数 | コスト |
SBIネオモバイル証券 | S株 | ◯ | ◯ |
LINE証券 | – | △ | ◯ |
SBI証券 | S株 | ◯ | △ |
マネックス証券 | ワン株 | ◯ | △ |
SBIネオモバイル証券
SBIネオモバイル証券では1株から購入できるS株と呼ばれる単元未満株があります。
月額220円(税込)で1ヶ月50万円以下なら取引手数料が込み込みで取引し放題です。
またTポイントも200pt毎月付与されるので、月々実質20円(税込)で取引し放題のサービスとなっています。
SBI証券ということでこの付与されたTポイントもそうですが、お手持ちのTポイントで株の購入も可能なためTポイントの株を経由した現金化も可能です。
また「ひとかぶIPO」というサービスもやっているので、他社にはないIPOにも低予算でチャレンジできます。
日本株で細かくコツコツと毎月50万円以下の取引総額ならSBIネオモバイル証券をオススメしている日本株高配当投資家が多いです。
また取り扱い銘柄数も東証の全銘柄を扱っているため、日本株への投資を行う上では十分な銘柄数となっています。
LINE証券
LINE証券では単元未満株のサービス自体に名称は特段設けてはいません。
LINE証券はSBIネオモバイル証券とは異なり月額料金ではありません。
その代わり売買時の手数料が時間帯によって料率が変動する手数料体系となっています。
日中は料金が0.2〜0.5%、昼休みや夜間は1.0%となっていますので売買するタイミングに注意が必要です。
また取り扱い銘柄数は東証の約1000銘柄を扱っているため、日本株への投資を行う上ではある程度問題ない銘柄数ではないかと思います。
SBI証券
SBI証券ではSBIネオモバイル証券と同様に1株から購入可能なS株と呼ばれる単元未満株があります。
こちらは通常のSBI証券にある単元未満株になります。
そのためSBIネオモバイル証券とは異なり月額料金はかからず、既にSBI証券の口座を開設済みの方はそのまま売買が可能です。
月額料金は掛からない分、約定代金の0.55%(最低手数料55円)が都度掛かってくるため、手数料的には売買回数と1回の買付株数によってはSBIネオモバイル証券より実質的には割高になります。
SBIネオモバイル証券と同様にお手持ちのTポイントで投資信託の購入も可能となっています。
S株の日本株以外にも通常の米国株や投資信託などの購入をする場合は損益通算が簡単にできるため口座開設して単元未満株を売買するのも良いのではないでしょうか?
また結構頻繁に「買付手数料の実質無料キャンペーン」を実施していますので、そのタイミングで購入すれば実質無料とすることも可能です。
※1ヶ月後くらいに買い付け手数料を口座に返金するキャンペーンがよくあります。
また取り扱い銘柄数も東証の全銘柄を扱っているため、日本株への投資を行う上では十分な銘柄数となっています。
マネックス証券
マネックス証券では1株から購入可能なワン株と呼ばれる単元未満株があります。
SBI証券と同様に月額料金はかからず、既にマネックス証券の口座を開設済みの方はそのまま売買が可能です。
またSBI証券とは異なり手数料が若干安いです。
マネックス証券の場合は約定代金の0.55%(最低手数料52円)となっています。
この点は金額が低い株を回数こなして買い付ける場合は有利に働きます。でも誤差の範囲かもしれません(笑
マネックス自体にはTポイントの付与はありませんが、代わりにマネックスポイントを貯めることは可能です。
マネックスポイントは株式の買い付け手数料に充当や、仮想通貨に交換、他のポイントへの交換などもできます。
今だと期間限定で口座開設だけでもれなくAmazonギフト券プレゼントキャンペーン中です。
また取り扱い銘柄数も東証・名証の全銘柄を扱っているため、他の証券会社より単元未満株としては多く、幅広い日本株への投資が可能となっています。
まとめ
今回は単元未満株とは何かについて解説してきました。
今の世の中は便利になりましたね!
自分が株式での投資を始めた頃は単元未満株なんてものは確かなくて、頑張ってある程度の資金を貯めてようやく1銘柄に投資することができて、そして分散なんかできなかったので、そのまま溶かす。。。
なんて思い出もあります(笑
株式投資ではいきなり大きな額ではなく、小さな額を徐々に大きくコツコツと増やすことで、株価の変動に慣れることと、幅広い銘柄に分散投資というのが非常に重要なことなので、この機会にこういった単元未満株サービスを提供している証券会社に口座開設をして日本株の分散投資も初めてみてはいかがでしょうか?
今回はここまで。また次回もよろしくお願いします。良かったらコメントやTwitterもやっていますのでフォローなどもよろしくお願いします。
ブログランキングも参加してますので、下のボタンもポチッとしてもらえると嬉しいです。
コメント