これから米国株への投資を始める5つの理由|米国株

米国旗とウォール・ストリート 投資

本記事は以下のような方向けに書いています。

  • これから株式投資を始めようとしている方
  • 米国株への投資がまだの方
  • 米国株初心者で投資スタイルを検討中の方
  • 米国株の分散投資について検討中の方

はい、どうもー。投資の小学生です。

今回は米国株へ投資を始めようとしている方に対して、米国株を始めるための5つの理由について解説したいと思います。

自分は米国株を実際に取引していますが、今回説明するこれらの理由を考えるとみなさんも日本株への投資を躊躇してしまうことでしょう。

日本株は既に始められている方やこれから米国株投資を始めようとしている方などにとってはとても有意義な記事となっていますので、良かったらコメントやTwitterもやっていますのでフォローなどもよろしくお願いします。

それでは早速解説していきたいと思います。

理由1)日本株と米国株の株価チャートの圧倒的差

TOPIXとS&P500の比較

日本株と米国株のこれまでの株価のチャートについて日本のTOPIXと米国のS&P500の比較することで探っていきたいと思います。

結論としては上記のチャートの通り、S&P500指数の圧勝です。

日本のTOPIXについては1990年台のバブル崩壊から現在までの間、一度も最高値を更新することもなく、ずっと低調に推移しています。

それに対して米国のS&P500指数は現在もなお最高値を更新し続けています。

幾度となく暴落局面を迎えながらも確実に株価は復活し、その後最高値を更新するような理想的な右肩上がりの株価成長を持続しています。

そのため株価の値上がり益を狙う投資においては市場全体をETFなどで投資した場合でも米国株の方が圧倒的に資産増加となる可能性が高そうです。

あくまで過去からの推測のため今後どうなるかは保証できませんが、過去のチャートと現在値の内容からは

「日本株より米国株が持続的に株価上昇している

と予測できます。

理由2)日本株と米国株の平均配当利回りの差

それでは株価に続いて日本株と米国株の配当利回りについてはどうでしょうか?

配当利回りの推移については日本株と米国株でチャートとして良いものが見つからなかったため、他のMoney Timesさんやマネックス証券さんの以下の記事を参考にしてください。

米国株の高配当利回りランキングTOP 10!ダウ銘柄や有名アメリカ企業の利回りも紹介! | MONEY TIMES
米国株高配当利回りランキングの第1位は米国のたばこ会社「アルトリア・グループ」だ。高配当を誇る有名企業の中でも8.4%(2023年1月時点)という利回りは他を圧倒する。
米国株で毎月配当金を受け取るポートフォリオ作ろう!

いずれの記事においても

「日経平均よりNYダウの配当利回りの方が高い」

という事実です。

配当利回りの平均値としては

  • 日経平均・・・概ね2%前後
  • NYダウ・・・概ね2.5%

とNYダウとはなりますが、配当利回りの平均値が米国株式市場の方が高くなっています。

利回りの差は長期投資においてはボディーブローのようにジワジワと複利の効果によって将来大きな差となってきます。

理由3)日本株と米国株の連続増配企業数の差

米国の企業は株主還元の意識が非常に強いこともあり、連続増配に対する経営者の向き合い方が違います。

これは米国企業の経営者に対する報酬支払いとして現金給与の他に自社株付与という文化もあることから経営者自身も株主と同じ土俵にいるからです。

日本企業は経営者に対して現金給与のみの文化が強いことから、株主と同じ土俵にいないことで株主還元の意識が低めとなっているのではないかと推測しています。

連続増配年数が25年を超える米国企業と日本企業の配当貴族企業数を比較すると

  • 日本企業:1社(花王のみ)
  • 米国企業:65社

となっています。

「日本企業より米国企業の方が連続増配している」

このように増配企業が多いことも、将来の配当金増加が期待できることから米国株への投資をする理由となっています。

配当貴族についての記事は過去の記事を参考にしてください。

理由4)配当の支払いが年4回企業が多い

日本の企業は中間配当と期末配当の年2回配当の企業が多いです。

それに比べて米国の企業については年4回配当の企業が多く、配当の権利落ち〜支払日までのスパンも短くなっています。

日本株の配当金は権利落ちからおおよそ2〜3ヶ月後の入金となることが多いですが、米国株の場合は1ヶ月後くらいでの入金となることが多いです。

そのため受け取った配当金を再投資する場合は、翌月には別な株への再投資も可能となることから、

「年4回配当の再投資で複利の効果を早く受けられる」

そのため配当金が1年単位では同額であったとして、年2回の複利 vs 4回の複利という形になることから米国株の方が将来的な資産増加が大きくなります。

理由5)1株から売買が基本で少額投資がしやすい

日本株の場合は単元株制度があることから、100株や1000株といった大きな株数での取引が基本となります。

そのため1株¥100〜¥1000といった株であっても、購入するにはまとまった資金が必要となり、学生やサラリーマンのお小遣いでは参入し難いことも多いと思います。

それに比べて米国株の場合は基本的には1株単位での売買となっているため、お小遣いなどで

「少ない株数でも長期的な少額投資が可能」

です。

学生やサラリーマンのお小遣い程度で買い付け可能なことから、早いうちからコツコツと時間を掛けて続けていくことで長期投資による複利効果を最大化させることが可能です。

まとめ

今回は米国株への投資についてどのようなメリットがあるのかについて解説してきました。

まとめると以下の点が米国株式への投資メリットと結論づけられると思います。

  • 日本株より米国株が持続的に株価上昇している
  • 日経平均よりNYダウの配当利回りの方が高い
  • 日本企業より米国企業の方が連続増配している
  • 年4回配当の再投資で複利の効果を早く受けられる
  • 少ない株数でも長期的な少額投資が可能

過去から読み取れるのは投資成績(値上がり、配当利回り)が良く、金銭的な参入障壁も少ないこともあり日本株より優位に株式投資を進められそうな米国株の側面が見えてきたのではないでしょうか?

もちろん米国株のため為替による影響というものもありますが、それを差し引きしたとしても十分に米国株を始めるメリットは感じられると思います。

これから米国株を始めようとしている方は以下の口座開設〜米国株の買い方の図解記事もありますのでよかったら参考にしてください。

今回はここまで。

次回は米国株の良さを知った上で他の株やそれ以外の資産への分散投資の必要性について解説していきたいと思います。

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