【話題の米国株 #14】米国高配当株 ベライゾン(VZ)を解説

ベライゾン 個別銘柄
ベライゾン

はい、どうもー。投資の小学生です。

たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。

今回は米国の高配当個別銘柄として人気の「ベライゾン(ティッカー:VZ)」についてお届けします。初めに本記事のまとめは以下の通りです。

  • 米国の通信事業会社
  • 配当利回りは4.46%
  • 連続増配年数は17
  • 配当権利落ち月は1月/4月/7月/10月
  • 配当支払い月は2月/5月/8月/11月
  • 株価長期トレンドは上昇基調(2021年3月時点)
投資は自己責任でお願いします。当ブログではブログ管理者が好んでいたり、多くの人がSNSや動画にて話題にしている銘柄を紹介しています。現物で買う、空売りするなどポジションによっては利益にも損失にもなりますし、短期や長期といった違いでも損益結果が変わってきます。

それでは早速解説していきます。

ベライゾンについて

ベライゾン(ティッカー:VZ)はニューヨーク証券取引所に上場している通信セクターに属する通信事業会社で、無線通信(携帯キャリア)としては米国最大の通信キャリアである。

また本ブログでも良くお世話になっており、他の米国株投資家もかなりお世話になっているだろう米国版のYahoo!についてもベライゾンの傘下である。

5Gネットワーク網については世界で一番整備しており、先駆けてのサービス開始も行なっている。

ベライゾンの長期チャートについて

ベライゾンの長期チャート(2021年3月現在)
ベライゾンの長期チャート(2021年3月現在)

ベライゾンの長期チャートは上記の通り。

この10年ほど(リーマンショック後)は一貫して長期の株価上昇トレンドを形成している。

2020年3月のコロナショックにおいても一時株価の下落は見られはしたが、時折ある下落相場のような底堅い動き程度の下落に留まった

現在のコンディションとしては

株価 56.24

予想EPS 4.30

となっています。

ベライゾンの配当利回りと増配率について

ベライゾンの直近5年増配率(2021年3月現在)
ベライゾンの直近5年増配率(2021年3月現在)

ベライゾンは増配年数が17年となっており、直近5年の配当と利回り及び増配率は上記の通り。

ここ最近の配当利回りは安定しており、配当利回りが4%超の水準を長期に渡って維持している。

また増配率は概ね2%を平均的に超えてきているため安定した配当利回りと一定の増配を期待できる高配当投資の銘柄の中でも安心できる銘柄となっています。

現在株価に対する配当予想としては4.46%となっています。(2021年3月現在)

ベライゾンの配当権利落ち月と支払い月について

ベライゾンの配当権利落ち月は1月/4月/7月/10月となっており、配当支払い月は翌月の2月/5月/8月/11月となっています。

ベライゾンのメリット

ベライゾンは高配当株投資の銘柄の中でも抑えておくべき優良な候補と考えられ、以下のような特徴を持っています。

  • 配当利回りが安定して4〜5%前後
  • 増配率も2%程度で推移
  • 長期的な緩やか上昇トレンド

通信キャリアということもあり、以前に解説したAT&Tの競合となりますが、AT&Tほどの巨額有利子負債があるわけでもなく、新規の参入障壁も高いことから安定的にキャピタルゲインとインカムゲインを狙うことができそうな銘柄となっています。

またコロナショック寺においてはまるで債券のような値動きの安定性が見られました。

ベライゾンのデメリット

ベライゾンはAT&Tほどではないにせよ、米国Yahoo!の買収や5Gネットワークなどのインフラ投資で大きめの有利子負債は抱えており、そのため成長率としては低成長となっています。

そのためインカムゲインとキャピタルゲインともに狙うことができる面は良いですが、キャピタルゲインに比重をおく方にとっては物足りなさを感じるでしょう。

また通信業界の第3位と第4位であるTモバイルとSprintの合併により、今後の業界シェアについては注視が必要となります。

まとめ

今回は「ベライゾン」について解説してきました。

ベライゾンは高配当株投資の銘柄としては、ブレることなく安定して長期保有することができる優良銘柄と自分は思っています。

自分もポートフォリオの中に組み込んでおり、攻めの銘柄とは逆に守りの銘柄の一角として今後も保有し続けると思います。

今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。

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