【話題の米国株 #11】米国高配当株 アルトリア・グループ(MO)を解説

アルトリア・グループ 個別銘柄
アルトリア・グループ

はい、どうもー。投資の小学生です。

たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。

今回は米国の高配当個別銘柄として人気の「アルトリア・グループ(ティッカー:MO)」についてお届けします。初めに本記事のまとめは以下の通りです。

  • 米国を代表するタバコ銘柄
  • 配当利回りは6.81%(2021年3月時点)
  • 連続増配年数は51年(2021年3月時点)
  • 増配率平均は8%程度
  • 配当権利落ち月は3月/6月/9月/12月
  • 配当支払い月は1月/4月/7月/10月
  • 株価長期トレンドは下落基調〜底打ち(2021年3月時点)
投資は自己責任でお願いします。当ブログではブログ管理者が好んでいたり、多くの人がSNSや動画にて話題にしている銘柄を紹介しています。現物で買う、空売りするなどポジションによっては利益にも損失にもなりますし、短期や長期といった違いでも損益結果が変わってきます。

それでは早速解説していきます。

アルトリア・グループについて

アルトリア・グループ(ティッカー:MO)はニューヨーク証券取引所に上場している生活必需品セクターに属する米国でタバコ販売事業をメインで行っている世界最大のタバコ企業。他にはワイン販売なども行っている。

有名なタバコだとマルボロやバージニアスリムなどを製造・販売している。

わかりやすく言うと規模感としては逆だが、アメリカ版JT(日本たばこ産業)

元々の社名フィリップ・モリス・カンパニーズからアルトリア・グループへと社名を変更した上で

  • 米国内のタバコ事業→アルトリア・グループ
  • 米国外のタバコ事業→フィリップモリス・インターナショナル

として、フィリップ・モリス・インターナショナルをスピンオフさせて別会社としている。

アルトリア・グループの長期チャートについて

アルトリア・グループの長期チャート(2021年3月現在)
アルトリア・グループの長期チャート(2021年3月現在)

アルトリア・グループの長期チャートは上記の通り。

この3〜4年ほどタバコ需要の低迷や、ESG / SDGsなど健康志向を背景に株価はわかりやすい下降トレンドとなっていました。

2020年3月のコロナショックをきっかけに各国政府・中央銀行によるコロナ対策の資金流入によるものか、短期的に2020年を底として株価の反転が見えている。

株価 50.55

予想EPS 2.40

となっています。

アルトリア・グループの配当利回りと増配率について

アルトリア・グループの直近5年増配率(2021年3月現在)
アルトリア・グループの直近5年増配率(2021年3月現在)

アルトリア・グループは増配年数が51年と配当王となっており、直近5年の配当と利回り及び増配率は上記の通り。

ここ最近の株価低迷により配当利回りが7%前後になってきており非常に高配当になっています。

また増配率は概ね8%を平均的に超えてきているため高配当且つ増配も期待できる配当王の名に相応しい銘柄となっています。

現在株価に対する配当予想としては6.81%となっています。(2021年3月現在)

アルトリア・グループの配当権利落ち月と支払い月について

アルトリア・グループの配当権利落ち月は3月/6月/9月/12月となっており、配当支払い月は翌月の1月/4月/7月/10月となっています。

アルトリア・グループのメリット

アルトリア・グループは高配当株投資の筆頭候補となるような以下のような特徴を持っています。

  • 非常に高配当で現状7%前後
  • 増配率も8%程度で推移

またタバコ産業ということもあり、追加の設備投資が少なく参入障壁も高いことから強豪の少なさがメリットと言えます。

またタバコには依存性がある生活必需品ということもあり、根強い需要があります。

アルトリア・グループのデメリット

アルトリア・グループは先の通り、若い方や健康志向の方などを中心にタバコ需要の低迷が危惧されています。

それに伴い株価の長期的な下落トレンドになっています。

またディフェンシブ銘柄のため成長性に難があり、増税など収益悪化となるような場合に、値上げを行うことで利益の確保している状態となっています。

まとめ

今回は「アルトリア・グループ」について解説してきました。

自分もアルトリア・グループは高配当株の個別銘柄筆頭となっており、非常に期待している状況です。

今はコロナ禍によるマネーサプライでバブルなのか、株価の短期的な上昇トレンドが見えていますので長期的な下降トレンドとの転換を見定める必要があるなと思っています。

今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。

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