【話題の米国株 #6】インフレ対策にはゴールド!ゴールドのETF GLD / GLDM / IAU について解説

ゴールド ETF
ゴールド

はい、どうもー。投資の小学生です。

たくさんある米国株式の銘柄のなかで、多くの人から人気があったり、SNS等で紹介されていたりする銘柄をピックアップする【話題の米国株】シリーズ。

第6回目の今回はインフレと暴落対策に最適な金・ゴールドのETFである「GLD / GLDM / IAU 」についてお届けします。初めに本記事のまとめは以下の通りです。

  • 金(ゴールド)は安全資産への投資
  • 暴落とインフレに強い
  • 配当はない値上がり益のみ目指す
  • 経費負けの可能性あり
投資は自己責任でお願いします。当ブログではブログ管理者が好んでいたり、多くの人がSNSや動画にて話題にしている銘柄を紹介しています。現物で買う、空売りするなどポジションによっては利益にも損失にもなりますし、短期や長期といった違いでも損益結果が変わってきます。

それでは早速解説していきます。

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金(ゴールド)への投資について

金(ゴールド)への投資とは果たしてどういったところにメリット・デメリットがあるか説明したのちに、さまざまある金のETFについて解説していきたいと思います。

金については過去歴史的な背景からお金の代わりとして用いられており、また採掘量というのが有限ということもあり、価値の保存先として安全資産の役割が大きな資産となっています。

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ゴールド、やっと買う時が来た!

メリット① インフレ対策

金(ゴールド)は現物資産ということもあり、インフレ時には物価上昇に伴い、資産価格も上昇することが考えられるためインフレ対策で金(ゴールド)の購入が多くなります。

2021年3月の現時点ではコロナ対策として世界各国がマネーサプライを行ったことで貨幣価値が下落することで相対的に物価が上昇する短期的なインフレが予測されている部分もあります。

メリット② 株価の暴落ヘッジ

株式市場の暴落時には先に述べたように安全資産の役割があることから、株式市場から資金を退避し、金(ゴールド)を購入する傾向があります。

そのため株式市場の価格変動とは逆相関となることが多く、株価暴落時のヘッジとして買われることがしばしばあります。

デメリット① 価値を生む出すものではない

金(ゴールド)は現物資産であることから何かそれ単体で付加価値を生み出すものではありません。

そのため個別株やETFなどの配当金(分配金)というもは発生せず、需給バランスでの価格上昇のみが資産価値を上昇させる唯一の手段となります。

デメリット② 経費率で負ける可能性がある

金(ゴールド)は上記で記載した通り、配当金や分配金を生み出すものではありません。

そのためのETFによる金(ゴールド)への投資を行う場合などは経費率分の価格上昇がない場合は経費率分だけ資産減少となってしまうなどの可能性があります。

金(ゴールド)のETFについて

金(ゴールド)への投資手法として幾つかの方法があります。例えば以下のような方法です

  • 貴金属店など現物の金(ゴールド)への投資
  • 金(ゴールド)のETFへの投資
  • 金(ゴールド)の採掘会社(金鉱株銘柄)への投資
  • 金鉱株ETFへの投資

それぞれの投資方法にはまた違ったメリット・デメリットなどがありますが、本記事ではこの中でも2番目の金(ゴールド)のETFについて解説を行なっていきたいと思います。

現状メジャーな金(ゴールド)のETFとして以下のものがあります。

ティッカーGLDGLDMIAU
運用会社ステート・ストリートステート・ストリートブラックロック
設定開始2004年11月18日2018年06月25日2005年01月21日
純資産総額$57,657.12(百万米)
約5.8兆円
$3,944.47(百万米)
約4000億円
$28,066,18(百万米)
約2.9兆円
経費率0.40%0.18%0.25%
騰落率
設定来
8.35%12.66%9.46%
特徴金(ゴールド)の価格の
1/10程度の株価
金(ゴールド)の価格の
1/100程度の株価
GLDとGLDMの間くらいの
位置付け
こんな人におすすめ現物価格の約1/10!
人気あり流動性も◯
短期投資向け
現物価格の約1/100。
経費率も低い
コスパ重視の長期投資向け
GLDとGLDMの中間
経費率価格帯もGLDM寄り
少額投資での短〜中期投資向け
2021年3月の3 ETF比較

短期投資に最適なGLD

GLDとは米国3大投資運用会社の1角であるステート・ストリート社が2004年11月18日に設定したSPDR® Gold Sharesのティッカーで金の現物に投資する上場投資信託(ETF)になります。

米国のいくつかある金(ゴールド)のETFのなかでも1番の純資産総額を誇る大人気のETFです。

経費率については0.40%となっており、価格帯については金(ゴールド)の現物価格のおおよそ1/10くらいということもあり、現物までは手が届かないにしても大きめの投資が可能なことから、手数料負けしにくさなど、短期投資に適した金(ゴールド)のETFとなっています。

設定来の運用実績は以下を参照してください。

GLD設定来実績
GLD設定来実績

長期投資に最適なGLDM

GLDMとは米国3大投資運用会社の1角であるステート・ストリート社が2018年06月25日に設定したSPDR® Gold MiniSharesのティッカーで金の現物に投資する上場投資信託(ETF)になります。

価格帯が金(ゴールド)の現物価格のおおよそ1/100くらいということもあり、少額から投資が可能なものとなっています。また経費率も0.18%と低く、長期で積立、保有をしていく長期投資に適した金(ゴールド)のETFとなっています。

設定来の運用実績は以下を参照してください。

GLDM設定来実績
GLDM設定来実績

短期〜中期投資に最適なIAU

IAUとは米国3代投資運用会社の1角であるブラックロック社が2005年01月21日に設定したiShares Gold Trustのティッカーで金の現物に投資する上場投資信託(ETF)になります。

価格帯が金(ゴールド)の現物価格のおおよそ1/100くらいということもあり、少額から投資が可能なものとなっています。また経費率も0.25%と低く、GLDMよりは高いことから少額投資の短期〜中期保有に適した金(ゴールド)のETFとなっています。

設定来の運用実績は以下を参照してください。

IAU設定来実績
IAU設定来実績

まとめ

今回は人気の金(ゴールド)のETFであるGLD / GLDM / IAUについて解説してきました。

実際に配当を生むETFではないため、値下がりしている局面では中々手を出しづらい面もありましたが、コロナショック時には安全資産としてのパワーを発揮し、コツコツと積立などで投資されてきた方は値上がり益を大きく獲得できたかと思います。

自分もGLDMにてコツコツと少額から定期買い付けをしています。次の暴落時等のヘッジのためにもぜひみなさんのポートフォリオにも組み込んでみてはいかがでしょうか?(投資は自己判断、自己責任ですのでお任せしますが)

今回はここまで。次回以降もよろしくお願いします。コメント等もお待ちしています。

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